株式会社マルオカ あさま工場
DATA
- 所在地
- 長野県東御市
- 用途
- 工場
- 構造・規模
- 木造平屋建て
- 延床面積
- 653.45㎡
- 竣工年月日
- 24年12月
計画規模は24m×24m程度で、一般的には鉄骨造を考えるところですが、株式会社マルオカ様のもつ事業をフル活用し、木造での建設に至りました。
設計の初期段階から意匠設計と構造設計を同時進行で進め、合理的な意匠と構造により、張間23.66m(1.82m×13間)、桁行25.48m(1.82m×14間)の大空間を実現しています。
屋根架構は山形トラス13基により支えられており、これらは特注材を使用することなく、一般流通材(最長6m以下・県産材)と一般市販金物により組まれています。
また、外壁の一部はパネル工法が採用されています。
基礎は、一般的な布基礎であり、特別な基礎を必要としていません。
構造設計はPWA(中大規模木造プレカット技術協会)の理事でもあられる「樅建築事務所 田尾玄秀氏」で20m超トラスの技術開発も同時に行っています。
実際の工事の際には、トラス1基を先行して組立て、クレーンで吊り上げて、今後の作業の確認をしたうえで建方作業となりました。
完成後の天井を見上げると、連続する構造材の構造美を感じずにはいられません。
また、この建物は施主様にとっての実大サンプルの意味合いもあり、株式会社マルオカ様の持つ技術力の体現でもあります。
中大規模建築物を木造で実現できる可能性を体験させていただき、関係者の皆様には感謝申し上げます。



