児童養護施設 恵愛

昭和21年に松代町西条で運営をはじめ70周年を機に、施設の老朽化と小規模ユニット化への対応のため、このたびの移転新築となり、定員45人で、６つの小規模ユニットで構成され、建物は一体でありながら、屋根を分節してユニット化の表現し、人間スケールの佇まいとしています。
また、洋瓦の緩やかな勾配の寄棟屋根と、明るい色の外壁により、地域の子育て支援施設としての役割も担う、地域のシンボルとなるような外観を計画。
地域交流ホールは別棟で設けて、子育て交流広場となる機能を持たせています。
各ユニットには一人づつ専用の収納や物干し等を設け、落ち着いた生活が送れるようにし、また天井の要所々にステンドグラスを配し、子どもたちの豊かな感性と創造性を育む空間を整備しました。